旅日記@日本→サンフランシスコ→フェニックス


2月4日 日本を出発
愛娘日向(1歳8ヶ月)は 以前から毎晩話しておいたせいか
 泣かずに見送ってくれた。
ママ(ばば)に抱かれ、ナディアの前で手を振ってくれる。
いままでひと晩すら離れたことがないので、
預かってくれるママ(ばば)にとっても私にとっても
そしてもちろん日向にとっても 新しい挑戦となる。
成田で 爆走=陽子ちゃんと ワイオピピ=るり が待っていた。
このメンバーが集まっただけでうれしくなり、寿司を食べながら盛り上がる。

サンフランシスコまでのユナイテッド航空機はほぼ満席。
日向づれでのハワイ往復に慣れてしまっていたせいか
手持ち無沙汰なほどのんびりした時間。
10時間のフライトも苦痛ではなかった。

サンフランシスコで フェニックス行きの国内線に乗り換える。
ここで、面白いことがあった。

話はちょっと戻るが、旅の出発前にオーラソーマのセッションを受けた。
私の選んだソウルボトル(本質として持っている質を表したボトル)は
 49番のニューメッセンジャー。
上がターコイズ、下がバイオレットという組み合わせ。

 ←これ。ボトルのタイトルは「ニューメッセンジャー」

 深層のバイオレットは 深く霊性を探求するような質で
 上のターコイズは 創造的で自由な表現をしてゆく ・・・
 すごく簡単にいうとこんな意味。

国内線の機内。
通路をはさんだ隣の席は 「イエス・キリスト教会」の若い牧師さん。
いま日本に住んでいるらしく、日本語も上手ですこしだけ会話をする。
彼は、その後 ずっと膝に聖書を広げ真剣にそれを読んでいる・・・


そして、その彼のとなりの席には、また別の若い男性。
彼は、ヘッドフォンステレオでのりのりの音楽を聴きながら、
テーブルに紙を広げて絵を描いている。
ちょこっと覗き見してみると これがまた いい感じのタッチでのびのびとした絵。
機内誌に載ってる面白い構図の写真なんかを見つけては 描いてる。
すごく楽しそうに。まるで他は目に入らないような感じで熱中している。

なんか、対照的でありながら、自分の世界で時間を過ごしている2人を
なんとなく眺めているとふと誰かの視線を感じる・・・
牧師さんの後ろの席に座っていた 白髪のおばあちゃん。
彼女が にこにこと私に笑顔を向けているのだ。。

なんと、そのおばあちゃんは 
なんとも鮮やかなターコイズ色のブラウスの上に、紫色のカーディガン姿!
まさに 「歩く49番ボトル」のような人。

そして、もう一度彼らに目をやると・・・
聖書を読んでいる彼は ボトルの下層の紫
そして 上のターコイズの役をやっているのが 絵を描いている彼。

面白いシンクロにシティが見せてくれた一見相反する2つの質。
これがわたしのテーマなのかな・・・。

でも2つの色を重ねて着ていたおばあちゃんはやたらにこにこしていた。
足が悪いようで車椅子だったけれど、ひとり旅のようで、
あらゆる場所でヘルプを受けていた・・・。
あ。そうか。
これもメッセージだったのかしら!

 

つづく